大山誠一郎の代表作『アリバイ崩し承ります』。
本作は、時計修理職人の美谷時乃が店主を務める美谷時計店を舞台に、数々のアリバイ崩しに挑む物語です。
時計修理とともに「アリバイ崩し」を請け負う時乃の非凡な才能が光る、エピソードの数々を解説・考察していきます。
ご注意:
この記事は作品の詳細な内容を含んでおり、重要なプロットのポイントや物語の結末について言及しています。未読の方はくれぐれもご注意ください。
『アリバイ崩し承ります』登場人物
- 美谷 時乃 (みたに ときの)
- 物語の探偵役。美谷時計店の店主であり、時計修理とともに「アリバイ崩し」を5,000円請け負っている。幼少期に両親を亡くし、時計店を営む祖父・美谷時生に引き取られた。祖父から時計修理とアリバイ崩しの技術を学び、その技術を駆使して数々の事件を解決する。白兎のような顔立ちにボブヘア、小柄で色白。
- 物語の探偵役。美谷時計店の店主であり、時計修理とともに「アリバイ崩し」を5,000円請け負っている。幼少期に両親を亡くし、時計店を営む祖父・美谷時生に引き取られた。祖父から時計修理とアリバイ崩しの技術を学び、その技術を駆使して数々の事件を解決する。白兎のような顔立ちにボブヘア、小柄で色白。
- 「僕」
- 物語の語り手。県警本部捜査一課第二強行犯捜査第四係の最年少刑事。本名は物語中で明かされていない。新米刑事として捜査に行き詰まることが多く、そんな時に頼るのが美谷時乃である。時乃の卓越した推理力に深い尊敬の念を抱いており、彼女の助けを借りて数々の事件を解決に導いていく。
- 物語の語り手。県警本部捜査一課第二強行犯捜査第四係の最年少刑事。本名は物語中で明かされていない。新米刑事として捜査に行き詰まることが多く、そんな時に頼るのが美谷時乃である。時乃の卓越した推理力に深い尊敬の念を抱いており、彼女の助けを借りて数々の事件を解決に導いていく。
第1話「時計屋探偵とストーカーのアリバイ」

[事件の概要]
浜沢杏子は那野市の医科大学で働く教授です。
4月9日、事件当日、杏子は通常通り大学で実習を行い、午後3時40分に早退。
翌日、午前8時頃に姉を訪ねてきた妹の浜沢安奈が殺された杏子を発見します。
容疑者は、生命保険のお金が入る安奈と、杏子をストーカーし、金の無心をしていたという元夫の菊谷吾郎。
胃や十二指腸の内容物から推定された死亡時刻は午後7時前後。
その時間、安奈は仕事中、菊谷は友人との飲み会でアリバイがありました。
午後4時頃に自宅に戻り、菊谷吾郎と会いました。
その後、菊谷は杏子を殺害し、スマートフォンを使ってアリバイを作成。
死亡推定時刻は午後7時頃とされましたが、実際の死亡時刻は午後4時でした。
[アリバイ崩し]
時乃は杏子が大好物の塩饅頭を食べなかったことから、食事の時間と胃の内容物の消化状態に注目。
目撃証言から、杏子は昼にお弁当を食べ、3時頃にケーキを食べたとされていました。
しかし実際には、菊谷が訪ねてきて二人きりになった午前午前九時過ぎお弁当を食べ、お弁当に見せかけたケーキを正午に食べていました。
喫茶店で食べたと思われていたケーキは実際には食べていません。
塩饅頭を食べなかったのは、胃の中で食べたものと混ざり、この偽装がバレるのを防ぐため。
これにより消化の状況から推定された死亡時刻は3時間ずれ、本当の死亡時刻は午後4時と推測します。
この時間をもとにすると、安奈は午後2時から10時まで働いているので除外。
午後6時頃から9時頃まで友人と飲んでいたという菊谷のアリバイは崩れました。
[真相と動機]
杏子と菊谷は共犯でした。
妹の安奈は2ヵ月以内に返済しなければならない多額の借金がありました。
病気で長くない杏子は、妹に生命保険のお金を残したかったのです。
しかし2ヵ月で自分が死ぬとも限らず、自殺では保険金が下りない
そこで他殺に見せかける計画を立て、元夫の菊谷に自分を殺すよう頼みました。
菊谷は最終的にはこの計画に協力し、愛する女性の最後の希望を叶えました。
第2話「時計屋探偵と凶器のアリバイ」
[事件の概要]
郵便ポストから拳銃が発見された翌日、大村製薬社員の布田真の遺体は自宅のリビングで発見されます。
致命傷は口腔内の貫通銃創、その他にもう一発、右大腿部に生活反応がある盲管銃創がありました。
死亡推定時刻は6月17日の午後2時から4時の間で、犯行時刻は午後2時から集荷で拳銃が見つかった午後3時とされました。
容疑者として、布田の勤め先である大村製薬の生産管理課長、平根勝男が浮上します。
平根は派手な生活を送り、暴力団にモルヒネを横流ししている疑いがありました。
しかし平根は、正午から午後3時まで親戚の集まりに出ていてアリバイがあります。
[アリバイ崩し]
この地域では2丁の拳銃が購入されていた。
もし2発の弾丸が別々の銃から放たれたものだとしたらどうだろうか。
2発の弾丸が撃たれたのは同じタイミングとは限らない。
[真相と動機]
10時以降の午前中、平根は布田の後頭部殴り、右大腿部にモルヒネを撃ちます。
モルヒネを打った痕を消すように、FNブローニングM1910で一発目を発射。
布田はモルヒネの鎮痛、鎮静効果により眠ったままです。
FNブローニングM1910は郵便ポストに投函。午後3時の集荷で発見されます。
午後3時に親戚の集まりを終えた平根は再び布田宅を訪れ、ワルサーPPKで口腔内に撃ちました。
状況的に2発ともFNブローニングM1910で撃たれたと偽装し、午後3時以降の犯行は不可能と思わせることで、平根はアリバイを作っていました。
動機は、布田がモルヒネの横流しを知ったため、口封じとして殺害する必要があったというものでした。
第2話「時計屋探偵と死者のアリバイ」

[事件の概要]
8月上旬、午後8時、僕は交通事故に遭遇。
事故で重傷を負った男は、「さっき人を殺した」と告白し、被害者の名前と場所を伝えます。
被害者は中島香澄で、殺害現場は手城町の藪マンション503号室ということでした。
男はその後死亡します。
警察が現場に急行し、中島香澄の死体を発見します。死因は扼殺。首には扼痕がいくつもあった。
調査の結果、男は推理作家の奥山新一郎であることが判明。
中島香澄の指の爪先に詰まっていた皮膚片とDNA鑑定から、首を絞めたのは奥山で間違いない。
中島香澄の死亡時刻は午後7時半から8時。そして奥山は午後8時にで事故に遭っています。
奥山は配達員の証言から、午後7時20分には自宅にいたことが確認されています。
午後7時20分以降に中島香澄のマンションに行って犯行を行い、午後8時に自宅付近で事故に遭うには時間が足りず、奥山のアリバイが成立してしまった。
[アリバイ崩し]
奥山が過去に自動車事故で重傷を負ったこと、無口であまり人が好きではないという性格、奥山の部屋の様子など様々状況から、奥山は耳が聞こえないのではないかと推測します。
すると、死亡事故があったときの会話には齟齬があったことになります。
僕「どこに住んでいる人か」 → 奥山目を閉じる → 僕「どこで殺したのか」 → 奥山「藪マンション」
奥山の回答は、殺した中島香澄がどこに住んでいるかを答えたものだったのです。
事故死した奥山が免許証や財布を持っていなかったことから、本当の犯行現場は奥山の自宅だったのではないかと推理します。
指先の皮膚片は奥山のものですが、これが必ずしも奥山が中島香澄を殺したことを示すわけでありません。
[真相と動機]
配達員が来た午後7時20分過ぎ、中島香澄は奥山の自宅で首を絞められましたが、10分ほどで目を覚まし自力で自宅に帰りました。
そこで自宅にいた本当の犯人と鉢合わせてしまい、殺されました。
中島香澄のマンションまで車で20分ほど。死亡推定時刻にも収まります。
中島香澄を殺してしまったと思った奥山は動揺して自宅を飛び出し、事故死します。
奥山は中島香澄との関係が悪化し、春日井美奈に心を移していました。
そこで、奥山のファンでもあり、マンション合鍵を持っている大家の磯田幸三に弱みを探すよう依頼。
しかし、足止めをしているはずの中島香澄が予想外に帰宅したことでパニックになり、衝動的に殺してしまいました。
第4話「時計屋探偵と失われたアリバイ」
[事件の経緯]
10月18日午前10時過ぎ、那野市黒仏町にある分譲マンション「メゾン・イズモ」の605号室で、住人の河谷敏子が他殺体で発見されました。
敏子は個人レッスン専門のピアノ教師で、レッスン室で後頭部をピアノの角に何度も叩きつけられた後、カーテンのタッセルで首を絞められていました。
死亡推定時刻は前日の午前9時から正午まで。
敏子の評判は良く、生徒や友人とのトラブルは見当たりませんでした。
マッサージ店「里楽贅処」を営む芝田和之の証言により、敏子は午前10時から11時までマッサージを受けていたことが判明。
1時間の内、20分だけ新人の田川がマッサージしていた際は、敏子はぐっすり眠っていたと言います。
マッサージ店から自宅までの距離から、犯行時刻は午前11時20分頃から正午までと推定されました。
常連客の話から、芝田と敏子の関係性を疑いますが、犯行時刻は仕事をしており、アリバイがありました。
そして芝田から、家と土地の売却を巡って揉めていたという、敏子の妹の河谷純子の情報を得ます。
純子は事件当日無断欠勤しており、午前6時から午前0時前まで寝ていました。
純子には夢遊病の気があり、手や寝間着の袖には他人の血もがついていた
警察では夢遊病は嘘ではないかと純子の容疑が強まります。
僕は純子を信用し、寝る前に飲むというワインを調べましたが、睡眠薬は検出されませんでした。
[アリバイ崩し]
長時間の睡眠と寝る前はワインしか口にしていないことから、時乃も睡眠薬が混入されたと推理。
合鍵を誰にも渡していない以上、純子の自宅に侵入できるのは、過去その家に住んでいた姉の敏子しかいません。
敏子が殺害されたという状況を考えると、共犯関係の誰かがおり、裏切られた可能性があります。
ここで考えられるのが、一度容疑をかけられた芝田です。
僕も考えたように、妻と別れて結婚するよう敏子に求められていたとしたら。
[真相と動機]
芝田は敏子に、アリバイを作るから妻を殺してくれと共犯を持ち掛けました。
多量の睡眠薬で眠らせた純子に化粧をして敏子そっくりにしてマッサージ店に運び、田川に敏子が来店していたと誤認させてアリバイを作り、その時間に敏子が妻を殺す計画でした。
しかし芝田の本当の計画は、これを利用して逆に敏子を殺すことでした。
芝田は午前9時台にレッスン室で敏子を殺害した後に純子をマッサージ店に運びました
化粧をして敏子そっくりの田川は気づかず、午後10時の時点で敏子は生きていたとし、アリバイを作っていました。
第5話「時計屋探偵とお祖父さんのアリバイ」
[事件の経緯]
時乃がまだ小学生の頃、祖父は時乃にアリバイ崩しの問題を出しました。
祖父が午後3時25分に家の振り子時計を止め、その時間に別の場所にいたアリバイを作るというもの。
時乃には午後3時20分と午後3時30分に見せにおりて振り子時計を確認するよう指示します。
当日、時乃が言う通りの時間に振り子時計を見ると、確かに午後3時25分を指して止まっていた。
祖父はアリバイの証拠として、徒歩30分の距離の駅で撮られた壁時計の写真を時乃に見せます。
写真の壁時計は数字が書いていないものの、時刻は確かに午後3時25分を指していました。
祖父は写真の右側に立ち、左手と足元は見えておらず、真ん中に大きく壁時計が写っています。
ネガの順番、昨晩の時乃がプレゼントしたハンカチが写っていたことから、昨晩以降に撮られています。
様々な検証の結果、写真自体に細工をした可能性はなさそうです。
振り子時計への細工も次々と否定されました。
[アリバイ崩し]
時乃は祖父の足元と左手が写っていないこと注目します。
定規と分度器で針の角度を正確に測り、壁時計が本当は2時20分を指しており、写真が30度傾けられていることに気づきます。
祖父は傾きのある台に乗り、木に縛り付けたロープを左手でつかむことで倒れることを防ぎ、写真ではまっすぐ立っているように見せかけました。
第6話「時計屋探偵と山荘のアリバイ

[事件の概要]
1月27日の午後11時頃、ペンション〈時計荘〉の宿泊客の一人である黒岩健一が、ペンションの時計台の中で遺体で発見されました。
頭部に鉄アレイによる致命傷があり、サイズ25の靴を履いていました。
ペンションから時計台の間には、サイズ26の長靴が往復した足跡と、時計台に続くサイズ25の靴の足跡が一筋残されていました。
長靴の足跡は立ち止まる箇所もありましたが、サイズ25の靴の足跡は止まることなく一直線に時計台へ続いています。
時計台に行く長靴の足跡がサイズ25の靴の足跡を踏んでいたため、長靴の足跡の方が後につけられたものでした。
午後11時、僕と原口龍平は暗い部屋の中から時計台に向かう黒岩健一を目撃しています。
立ち止まって母屋をうかがっていましたが、またそのまま歩いていきました。
龍平と別れ、午後11時10分にはカーテンを閉め、バーで飲もうと午後11時11分に部屋を出ました。
野本和彦と出くわしてそのまま一緒にバーに向かい、その後はオーナー夫妻と上寺も交え酒を飲んでいました。
死亡推定時刻は午後11時から午前0時。
黒岩が時計台に向かっていたという僕の目撃証言から、犯行時刻は午後11時10分から午前0時とされました。
その時間にアリバイがないのは原口龍平だけでした。
さらに、黒岩は特殊詐欺グループリーダーの白田公司であること、龍平の祖父がその詐欺に騙されて自殺していたことが判明します。
[アリバイ崩し]
時乃は僕の目撃証言と足跡の状況の食い違いに気づきます。
黒岩が履いていたサイズ25の靴は立ち止まらずに時計台に続いていたにもかかわらず、僕が目撃した人物は一度立ち止まり、じっと母屋の方をうかがっていました。
このため、黒岩がもともと履いていたのはサイズ25の靴ではなく、サイズ26の長靴だったことがわかります。
長靴の足跡がサイズ25の靴の足跡を踏んでいる箇所があったため、黒岩が時計台へ行ったのは、犯人の後だったということになります。
僕が目撃したのは黒岩ではなく犯人でした。
一緒に犯人を目撃した龍平には当然犯行は不可能です。
死亡推定時刻と目撃証言から、本当の犯行時刻は午後11時から午後11時10分。
犯人は僕が窓の外を見始める午後11時より前に、サイズ25の靴を履いて時計台に移動していました。
黒岩を殺した犯人は、このままサイズ25の自分の靴を履いて足跡を残して戻れば、自分が犯人であることがすぐにわかってしまうことに気づき、黒岩と靴を交換しました。
少なくとも11時前から11時10分の間のアリバイがなく、黒岩と靴のサイズが同じ25である男性は野本のみ。
[真相と動機]
僕がバーに行くため部屋を出て野本に会ったとき、野本はちょうど時計台から帰ってきたところでした。
偶然にもカーテンを閉めた午後11時10分から部屋を出るまでの1分の間にペンションに戻ってきていました。
黒岩(白田)は整形して顔を変えていましたが、夕食の際の仕草から幼馴染であることに野本は気づき、夕食後に声をかけました。
逃亡中の身として疑心暗鬼にとらわれた黒岩(白田)は野本を殺すため時計台に呼び出しました。
しかし、身を守ろうとした野本に反撃をくらい、逆にやられてしまいました。
第7話「時計屋探偵とダウンロードのアリバイ」
[事件の概要]
12月6日、那野市北野町の家で富岡真司が他殺体で発見されました。
死亡推定時刻は6日の午後9時前後。死因は脳挫傷。通報は時間的に犯人による可能性が高いとされます。
2月末、富岡の家の庭から十数年前に失踪した和田雄一郎の白骨死体が発見され、和田の息子である和田英介が最有力容疑者として浮上しました。
3月10日、英介に事件のあった12月6日のことを確認すると、午後7頃から午前0時まで英介の自宅で友人の古川と過ごしていたことが判明。
当初、古川は日付の記憶が曖昧でした。
英介は12月6日限定で配信された明城徹郎の《キャッスル・オブ・サンド》のダウンロード(2017/12/6 23:46)しています。
古川は限定配信だったことは知らされていなかったようですが、ダウンロードの状況を見ていて曲も聞かせてもらっており、これで英介のアリバイが成立しました。
[アリバイ崩し]
12月6日だけの限定配信という話題性があることを古川に伝えなかったのはなぜか。
それは古川に具体的な日付を印象付けることを避けるためだったのではないか、と時乃は推理。
古川を部屋に上げたのは、6日ではなく”5日”でした。
英介は部屋の時計を15分遅らせ、日付が6日に変わった時に曲をダウンロードします。
この時、部屋の時計の針は午後11時46分頃を指しています。
古川にダウンロードしているところ見せ、曲を聞かせますが、3か月程の時間経過により、古川はそれがいつだったか正確な日付を覚えていません。
その状態で曲の配信は12月6日限定だったということを知れば、古川はその日が6日だったと証言することになり、英介のアリバイは成立します。
警察に見せたタウンロード履歴は改めてダウンロードしたものです。
[真相と動機]
英介は父は富岡に殺されたのではないかと疑い、業者に化けて富岡に接近します。
この疑いが正しいと確信した英介は、友人の古川を利用し計画を実行しました。
富岡の死後、相続等で時間がかかり、父の白骨死体が発見されて自身に容疑が向くには時間がかかることを英介は予測していました。
『アリバイ崩し承ります』ネタバレ感想まとめ
全体的には普通に面白かったと思います。
いやー時乃さんの想像力がすごい。私は一つもまともに解けなかったです。
アリバイ崩しのところより警察の捜査についてやや疑問に思うところはありました。
例えば、第1話で菊谷が杏子のスマホを持っていってたなら、GPSの履歴で移動したの調べられるんじゃないかなーとか。
他にも第7話では、3か月くらいなら接続ログやらサーバーログも残ってるだろうし、ダウンロード履歴もちゃんと調べてみては?とか。
そうならないように犯人側でも色々誘導するようなことをしていたんだと思いますが、実際の捜査でもスルーしてしまうものなんですかね。
アリバイに焦点を当てた作品はあんまり読んだ記憶がないので、アリバイ崩しのところは結構感心していました。
一部は除きますが、犯人達がすごい。かなり策士で頭のよさそうな人物が多かった気がします。
続編を読むことがあれば、まず共犯を疑うようにします。
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『時計屋探偵の冒険 アリバイ崩し承ります2』 – 【ネタバレ無し】口コミ評価レビュー
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